地窓を効果的に使う

地窓
今回は地窓にスポットを当てながら、地窓の効果的な使い方について
見ていきたいと思います。

地窓とは、言葉の通り地面に近い位置に設置された窓のことを言います。

窓には沢山の種類がありますが、普通の窓は目線の高さくらいに
設置されているのが一般的です。

それに比べて地窓は床に近い低い位置に設けられた窓になるので、
一般的な窓とはかなり違った窓と言えます。


では、地窓のメリットや効果をご紹介します。

具体的な地窓のメリットとしては、

■プライバシー性が高い
■庭を魅せるのに効果的
■窓の上部を有効活用できる

この3つが地窓の代表的なメリットとなります。


プライバシー性が高い
地窓の一番のメリットはプライバシー性の高い窓だということです。

地窓は足元に近い低い位置に設置するので、カーテンなどを
付けなくても家の中が見えることが少なく、外からの視線を
あまり気にしなくてよいというのが大きな魅力です。

一般的な高さの窓であれば、お隣さんや道路から家の中が
見えてしまうことがあっても、地窓であれば外から中が
見えないように設置することが可能です。

住宅地など周りからの視線が気になる場合、地窓を設置して
お隣さんの窓と高さをずらすというのはとても効果的な方法です。

同じような方法として、天井近くに窓を設けた「高窓」を使う
という方法もあり、地窓と高窓を効果的に使うことで、視線の抜けは
作りつつもプライバシー性の高い家にすることが可能となります。


庭を魅せるのに効果的
地窓を通して見る庭というのは、普通の窓とはまた違った印象に
見えるのが魅力です。

普通の窓では庭の比較的高い部分を中心に見ることになりますが、
地窓では庭の地面近くを見ることになります。

同じ庭の景色でも高い部分と低い部分では見え方が異なります。

地窓から庭が見えることで、地窓がピクチャーウィンドウとなり、
家の雰囲気を良くする効果があります。

夜はライトアップするなど庭をアレンジすることでお洒落な雰囲気を
出すこともできます。


窓の上部を活用できる
地窓は低い場所に窓が配置されるので、窓の上部を有効活用できる
というメリットもあります。

その代表的な例が吊押入(つりおしいれ)。

床面に合わせて地窓を配置し、その上を押入れとして使えるように
したのが吊押入です。

和室や畳コーナーに収納を設けたいという場合、
地窓と吊押入の組み合わせは効果的です。




【地窓を使う場所】
代表的な地窓の設置場所についてご紹介します。

◎和室の地窓
地窓の設置場所として定番の和室。
純和風の和室にも合いますし、モダンなタイプの和室にも
合います。


◎玄関の地窓
地窓を玄関に使うのも効果的です。
地窓を玄関に使う時は、玄関に入ってすぐ正面に地窓を設けて
アイキャッチにするのか、明かり取りと庭を見せることを兼ねて
玄関横に地窓を設置するのか、大きく分けて2つのパターンがあります。
どちらも玄関の印象を大きく変えてくれます。


◎廊下の地窓
地窓は部屋や玄関だけでなく、廊下に作る方法もあります。
地窓を廊下に設けると、暗くなりがちな廊下に光を取り入れる
ことができます。


◎リビングの地窓
地窓はリビングに設けるのも効果的です。
壁掛けTVの下や収納の下など上部は使うけれども下部は
必ずしも必要ではない場所に地窓を設置するとスペースを
有効活用できます。





窓にはいろんな種類があるなかで地窓はかなり特殊な窓となりますが、
うまく地窓を使いこなすことができれば家の中の雰囲気というのは
大きく変わってきます。

視線をコントロールしたり、スペースを活用したり、
庭を楽しんだり、光や風を取り入れたり、
目的を持って地窓を設置して、より効果的な
地窓の使い方をしたいですね。


2019年05月28日