
少し残念なことなのですが、新築やリフォームをしたところ家の間取りに後悔している方が実は少なくありません。
注文住宅や自由設計で間取りにこだわったはずなのに、なぜ失敗事例が発生してしまうのでしょうか。
それは、後悔している方の多くが大まかな間取りを決めてから、その部屋の用途を考えてしまうからです。
良い間取りとは思い付きで決めてしまうのではなく、「空間をどのように区切って、部屋をどう配置し、どのように使うのか」と考えてから決めるものです。
「決めてから用途を考える」ではなく「考えてから決める」
こちらの順番が間違ってしまうと想定していた用途に合わず、後悔してしまう可能性があります。
年齢を重ねることによってライフスタイルが変わっていきます。
家族のライフスタイルの変化も頭に入れつつ、家族全員が快適に過ごせる間取りを考えていきましょう!
それでは、新築で注文住宅・自由設計またはリフォームで間取りや配置に少し後悔してしまったという方の事例をご紹介します。

1.リビングの真上に子ども部屋や2階トイレを持ってきてしまった
2階建てや3階建て住宅の場合、階上に子ども部屋やトイレを配置する方は多いですよね。
大きな音をたてることが多い子どもが階上にいると、1階まで生活音が伝わってきてしまうことが多いです。
また、トイレをリビングの真上に設けると水の流れる音などが聞こえてきて、不快になることもあるかもしれません。
階上に子ども部屋やトイレを配置する場合、もしかしたら音などが響くかもしれないと注意してみてください。

2.シューズクロークを作ったため玄関ホールが狭くなった
長靴やブーツなど、さまざまなシューズを収納できるシューズクロークは最近人気の間取りです。
広い場所を確保することで、自転車などの大型アイテムなども収納できるようになります。
とても便利なシューズクロークですが、広く取りすぎてしまうと玄関が狭くなり、圧迫感を覚えることも。
シューズクロークを優先する場合は、玄関を吹き抜けなど開放感を意識すると失敗を防げることもあります。

3.収納スペースが多すぎる
最近の住宅は収納スペースを重視する傾向にあり、各居室にウォークインクローゼット、キッチンにパントリー、玄関にシューズクロークなどの設置を提案されることがあります。
充実した収納スペースは一見魅力的に思えますが、その分スペースが狭く感じたりなど動きづらく感じてしまうかもしれません。
また、収納がたくさんあるこたくさん買い物をしてしまい浪費してしまうこともあるかもしれません。
「収納スペースが多すぎてどこになにがあるのかわからない」ということがないよいうに、収納スペースの数と面積はほどほどに抑えておくのをおすすめします。

4.洗面脱衣室は別にすればよかった
洗面スペースと脱衣スペースが一緒になっている住宅は多いです。
しかし、「脱衣室に人がいるために、洗面化粧台が使えない」ということを避けるため、間取りを分ける人も少なくありません。
洗面スペースと脱衣スペースを分けると、その分だけ資材や建材、広いスペースが必要になりますが、他の人を気にすることなく悠々と使えます。
特に二世帯、三世帯家族の場合では、スペースが分かれていれば脱衣中に鉢合わせて気まずい思いをすることがなく安心です。

新築で注文住宅・自由設計またはリフォームでの間取りや配置になるべく後悔しないためには
まずは、信頼できる工務店またはハウスメーカーに依頼、相談することです。
よく聞く間取りの失敗を教えてくれるだけでなく、家族を考慮した間取りを考えてくれるはずです。
当社は、経験豊富な一級建築士が詳細な現地調査と綿密な打ち合わせをして、
お客さまのご希望に沿った質の高い提案やコーディネイトのお手伝いをさせていただきます。
また、詳細な見積りを行うため、お客さまのご要望で行う追加変更工事以外の追加料金は発生しません。
お客さまのご希望で行う追加変更工事が発生した場合には、その都度お見積りをさせていただき、ご納得された上で工事を行います。
広島県庄原市・三次市で新築やリフォームをお考えのお客さま
HASEMOKU では、お客さまにご満足いただけるように一緒に考えます。
詳しくはお住まいの状況や条件によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。