内装タイルについてお話ししていきたいと思います。
トイレや洗面、キッチンなどにちょっとしたポイントとしてタイルを貼ることで、お部屋をよりおしゃれに見せることができます。
タイルの柄や色はもちろん、貼り方によってもお部屋の印象が変わってくるので、よく使われる代表的なタイルの貼り方のパターンをご紹介します。
【タイルの目地とは?】
タイルを貼る場合、同じサイズのタイル同士でもサイズの誤差や反りなどがあるため、ピタッと突きつけて貼るとどうしてもどこかに隙間ができたり出っ張りができてしまいます。
そのため、タイルとタイルの隙間に目地材という充填材を入れます。目地材のラインを入れることにより、タイルのサイズの不揃いさが目立ちにくくなり、美しく貼ることができます。
また、気候の寒暖によってタイルや下地のモルタルが収縮したり膨張したりするので、目地材が緩衝材の役割を果たしてくれます。
例外として、タイルの貼り方には「ねむり目地」といって、タイルとタイルを突き合わせるように貼り目地を見せない貼り方もありますが、タイルの剥離や破損のおそれがあるため、ねむり目地専用のタイル以外は目地が見えるように貼ります。
◆通し目地(いも目地)
シンプルにまっすぐ縦横のラインがそろうようにタイルを並べた代表的な貼り方です。
目地のラインが美しくそろっているのが特徴です。
◆破れ目地(馬踏み目地)
タイルを半分ずつずらして貼る貼り方です。
貼り方で個性が出るので、シンプルなデザインのタイルでも印象的な面になります。
◆四半目地
貼る箇所の垂直や水平に対して、45度斜めに貼る貼り方です。端部にはカットが必要となります。
同じタイルでも、貼り方が違うだけで印象ががらりと変わります。特にシンプルな柄やデザインのタイルほど、貼り方を工夫するだけで見違えるほど個性的になります。
ぜひ、タイル選びの際には貼り方も検討してみてください。
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