家の顔となる玄関。家の第一印象を決める大事な場所です。
そこで今回は、家の印象に影響を与える玄関のアイキャッチについてお話ししたいと思います。
▷アイキャッチとは
アイキャッチとは、web業界やTV業界でよく使われる言葉で、アイキャッチと言う言葉どおり目を惹きつけるような画像や文字のことを指します。
家の場合は画像や文字ではなく、家に入って目に飛び込んでくる印象的な飾りであったり、眺めのことをアイキャッチと言います。
家にアイキャッチをつくる場合、LDKなどの部屋にアイキャッチをつくるのも雰囲気を良くするのに効果的ですが、家の中でアイキャッチが1番効果的なのが玄関です。
家の印象は玄関次第で大きく変わってきます。
たとえば、玄関の扉を開けてすぐに目の前が壁だったり、収納の入口となる建具があると玄関に入った時点で狭い家という印象を与えてしまう可能性があります。
反対に、玄関ドアを開けて1番に目につくのがおしゃれな飾り物であったり、手入れのされた坪庭だったりするとどうでしょうか。
玄関が印象的だと、家への愛着度もより増しますし、家に帰ってきたときの気持ちも変わってきます。
▷お洒落なアイキャッチのつくり方
それでは、アイキャッチの具体的なつくり方についてご紹介します。
アイキャッチのつくり方は大きく分けて3種類あります。
◎「アイキャッチを飾る場所をつくる」
◎「アイキャッチとなる物を置く」
◎「庭を見せてアイキャッチにする」
以上の3つです。
→アイキャッチを飾る場所をつくる
アイキャッチを飾る場所の代表的なものとして、ニッチが挙げられます。
上の写真のように壁の一部を凹ませて、そこを飾り棚などに活用している場所のことをニッチと呼びます。
ニッチは比較的簡単につくる事ができるので、アイキャッチとしてもよく使われます。
また、ニッチを飾り棚にするだけでなく小型の照明を埋め込んでライトアップしてあげると雰囲気が出ます。
置く物は季節に合わせて変え、季節感を感じられる場所にするのも良いですね。
ニッチ以外でも、アクセントとなる壁を使って目を引くアイキャッチをつくるのも効果的です。
玄関から家に入った時の視線を考えながら、何をどう見せるかを決めるのがアイキャッチをつくる時のポイントです。
→アイキャッチとなる物を置く
アイキャッチは家の設計時に計画しなくても、あとでつくることもできます。
その時に活躍するのが、家具や絵画です。
スツールなど物を上に飾る事ができる家具を置くと、アイキャッチとして活躍します。
お気に入りの家具を置くのも楽しいですね。
また、オシャレな椅子やベンチがあるだけでも絵になります。
他にも床置きの照明を置いても雰囲気を出すことができます。
このように物を置いてアイキャッチをつくる場合、注意したいのが玄関の広さです。
コンパクトな玄関に物を置くと、日常生活で邪魔になる可能性があります。
玄関の広さに合わせて、どんなアイキャッチにするか工夫する必要があります。
→庭を見せてアイキャッチにする
家の形にもよりますが、スペースがあるなら坪庭をつくって玄関のアイキャッチにするのも効果大です。
窓の外に坪庭が見えるだけでもオシャレなアイキャッチとなりますが、窓から坪庭が見えると視線が抜けて玄関が広く見えるという効果も生まれます。
坪庭に植栽を植えたりライトアップすると、より雰囲気を出すことができます。
植栽を植えるときは、日が当たる坪庭にできるなら問題ありませんが、日があまり当たらない場合は日影に強い植栽を植えたり、枯山水のような庭にして植栽をあまり使わないようにするなどの工夫が必要です。
また、坪庭をつくる時の注意点としては、お隣に丸見えにならないようにすることです。
坪庭を見るガラスは基本的に透明なガラスを使うので、周りから見え過ぎないよう地窓にしたり、目隠しを作るなどの対策が必要です。
アイデア次第でアイキャッチはいくらでもつくることができます。
そして、アイキャッチが視線に入るだけで家の雰囲気は変わってきますし、家の中がお洒落に見えます。
ちょっとした工夫でより家を楽しめ、よりお洒落に見せることができます。
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