家づくりの楽しみであり、失敗すると怖い間取り。
間取りをうまく決めて、快適に毎日暮らせれるように、家づくりの先輩たちが投票した成功した間取りと失敗した間取りをご紹介します!
ご紹介した間取りを参考に、良い注文住宅やリフォームになるような一助になれば幸いです♪
成功した間取り
10位 リビング階段
玄関からまっすぐ二階に行けないように、リビング内に階段を設けるタイプ。
例えば子ども部屋が二階にあると、子どもは外出前や帰宅後にLDKにいる親と顔を合わせることになります。
子どもが思春期を迎える頃、コミュニケーションを密にしたい家族に人気があります。
また、子どもと顔を合わせられることはもちろん、家に連れてきた子どもの友達とも顔を合わせられたりという安心もあります。
玄関から二階へ行くときに必ずリビングを通るが、階段前に引き戸や扉を付けることで独立した階段室にもなります。
扉などを付けることによって、冷暖房効率の問題もクリアできます。
9位 将来を考え間仕切りできる子ども部屋
子どもが小さい頃は広い遊び部屋として。
大きくなったら個室へと転用できる子ども部屋。
広いワンルームにドアや照明などを複数設け、個室が必要になったときに壁や収納などで間仕切りをするなど、また子どもが小さい家庭や人数が確定していない家庭に向いています。
可動間仕切り収納を使って一部屋を二部屋にする商品や床から天井までの突っ張り式になった商品が多く、手間も費用も最小限で子ども部屋を分けることができます。
8位 オープンLDK
リビング(L)とダイニング(D)とキッチン(K)との間に仕切りがなく、オープンに繋がる間取りは現代建築のスタンダードになっています。
それぞれに仕切られたタイプより広さと開放感のあることが特徴で、家族や来客とのコミュニケーションを大切にしたい方に向いています。
間仕切りのないオープンなLDKなら、ダイニングを中心にしてリビングとキッチンに程よい距離を作ったり、さらにリビングに袖壁を設けることで独立感がアップしたりします。
7位 独立した洗面室コーナー
洗面室は浴室から脱衣室を兼ねた「洗面脱衣室」として設けられるケースが一般的です。
ところが最近は「独立した洗面室」として脱衣室と空間を分けるケースが多くなっています。
誰かが脱衣室を使用中でも洗面室が使えるため、とくに家族や来客が多い家庭に向いています。
脱衣室と一緒の洗面室ではなく、洗面室としての機能を独立させ、トイレや玄関からのアクセスが便利なため、来客も家族も利用しやすいのが特徴です。
6位 吹き抜けリビング
リビングの天井をなくし、上の階の天井までオープンにつなげた吹き抜けリビング。
明るさや開放感、上下階の一体感など一戸建てならではの意匠性などで人気があります。
一方で、音やニオイ、温度の伝わりやすさなどといったデメリットもありますので、デメリットを解消するための工夫も必要です。
スペースに余裕がないようであればリビング全体ではなく一部を吹き抜けにするという方法も人気があります。
上下階をつなぐリビング階段付近は吹き抜けにしやすくなっています。
5位 ウォークイン玄関収納
クローゼット、パントリーに続き、玄関収納もウォークインタイプを採用する人が増えてきています。
靴や傘だけでなく、ベビーカーや三輪車、ガーデニング用品など外で使うものはもちろん、外出着なども収納できるのがポイントです。
中に入って見渡せるので、使用したい物を探しやすくなります。
玄関収納を通り抜けて室内に入れるようなウォークスルータイプのクローゼットにすればより利便性が上がります。
失敗した間取り
10位 コンセントの位置
暮らし始めると使いたいところにコンセントがないということがよくあります。
例えば、「コンセントが家具の裏に隠れてしまう」「エアコン設置に必要な場所にコンセントがない」など、よくある例です。
余談ですが、テレワークでPC周辺機器が増えてしまいコンセントが足らないという方もいます。
私は、ペットの猫を飼い始めてコンセントの位置を高くしておけばよかったと思っています。
9位 ドアの位置
「ドアがドアにぶつかる」「ドアが家具にぶつかる」「ドアを開いたら照明スイッチが隠れた」など、設計段階から注意しないといけないことがあります。
実際に住むイメージをしながら扉の仕様やスイッチの位置を決めてください。
8位 将来、年齢を重ねるとともに不便に感じる
家づくりをしているときはまだ若いです。家族が加齢していくイメージはしづらいものです。
将来トイレや階段などに手すりをつけると有効幅が狭くなります。
加齢を考慮してスペースを確保することもいいと思います。
7位 音が気になる
音の伝わり方は図面では表現されません。ですので、住んでから気になります。
音で悩まないために、内装材や便利な機能などをよく調べてみてください。
また、トイレや洗面、浴室、キッチン等の排水音も考慮しましょう。
特に二階に水回りがあると注意が必要です。遮音材を管に巻き付けることもできますので、工務店に相談しましょう。
6位 窓の配置が悪い
窓が少ないことによって採光が悪かったり、逆に窓が多すぎて家具が置きづらくなったりということがあります。
部屋の広さや熱環境を意識しながらバランスよく配置することが大切です。
5位 サニタリーが丸見え
リビングからトイレが見えるなど視線を確認していないと家族同士でも気まずくなることがあります。
サニタリーは特にプライバシーの確保に努めることが大切です。
一番はリビングから距離をとることです。
どうしてもリビングの近くに配置する場合は、ドアのデザインや位置を変えることで隠したり目立たなくすることができます。
今回は、間取りのベストとワースト10位から5位までを紹介しました。
成功した間取りも失敗した間取りもまだまだあります。
豊かな暮らしを実現させるために、設計の段階から家族としっかり話をしたりイメージをして家づくりを成功させましょう!
当社は、経験豊富な一級建築士が詳細な現地調査と綿密な打ち合わせをして、お客さまのご希望に沿った質の高い提案やコーディネイトのお手伝いをさせていただきます。
また、詳細な見積りを行うため、お客さまのご要望で行う追加変更工事以外の追加料金は発生しません。
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